愛媛大学総合健康センター

職員の健康診断 Q&A

職員健康診断は、なぜ受けなければならないのですか?

事業者(大学)は、労働安全衛生法第66条に基づき、職員に対して健康診断を実施しなければなりません。また職員は、事業者(大学)が行う健康診断を受けなければなりません。健康診断は、職員の健康を守るためのものです。もれなく受診をお願いします。

健康診断の結果を、なぜ大学が保管するのですか?

事業者(大学)は、労働安全衛生法第66条の6に基づき、職員が自らの健康状態を把握し、自主的に健康管理が行えるよう、健康診断を受けた職員に対して、異常の所見の有無にかかわらず、健康診断結果を通知しなければなりません。また、事業者(大学)は、労働安全衛生法第66条の3及び第103号に基づき、健康診断結果の記録を保存しなければなりません。

総合健康センター、就業環境推進室から、なぜ健康診断結果に関する連絡があるのですか?

事業者(大学)は、労働安全衛生法第66条の7に基づき、職員の自主的な健康管理を促進するため、健康診断の結果、特に健康の保持に努める必要があると認める職員に対して、保健指導を受けさせるよう努めなければなりません。健康診断結果で、放置できないほど極めて異常な値がある場合は、必要に応じ日常生活面での指導、健康管理に関する情報の提供、健康診断に基づく再検査又は精密検査、治療のための受診の勧奨等を行うため、個別に連絡させていただきます。

通院していて定期的に検査を受けているので、大学の健康診断は受けなくていいですか?

大学での健康診断を受診することで、体への負担が心配な場合は、事前に就業環境推進室にご相談いただくか、当日受付で相談をしてください。大学での健康診断で受診しない項目については、他の医療機関で受診された結果を提出していただくことになります。
なお、通院している医療機関で所定の検査項目の健康診断結果を記入していただき、大学での健康診断結果に代えることもできますが、費用は個人負担となります。
また特定業務、特定有害業務に従事されている方で、特別な検査項目がある場合は、大学の健康診断受診をお勧めします。

職場での健康診断を受診すると、時間やプライバシーの不安があるので、他の医療機関で受診したいのですが?

医療機関で受診した健康診断結果を提出し、大学での健康診断結果の代わりとすることができます。ただし、費用は個人負担となります。
共済組合員で、共済組合で実施している人間ドック事業を利用しますと、補助が適用されます。対象者及び補助内容は、文部科学省共済組合HPをご覧ください。

業務の都合で、大学での健康診断を受診できなかったのですが?

健康診断は、4つの地区で実施していますので、所属している地区で受診できなかった場合は他の地区で受診してください。業務上やむを得ず全日程で受診することができなかった場合は、委託業者での施設健診を個別に案内します。

なぜ、毎年胸部X線検査を受診しなければならないのですか?

大学及び病院等で業務に従事する職員は、感染症予防法、学校保健安全法により、年に1回の胸部X線検査が義務付けられているためです。学生及び職員相互の健康を守るための検査ですので、受診をお願いします。

健康診断項目を人と比較すると異なる項目があるのですが?

健康診断項目は、年齢、従事する業務内容等により異なります。正確な検査項目の決定のため「特別定期健康診断にかかる調査及び問診」には必ずご回答くださるようよろしくお願いします。

化学物質を使用する実験をしています。特別健康診断を受けたほうがいいですか?

「特別定期健康診断にかかる調査及び問診」の回答内容により、必要な検査項目を決定します。検査項目は、健康診断のために配布する健診項目チェックシートに記載されていますので、もれなく受診をしてください。

人間ドックを受診しているのに、特別健康診断を受けなければいけないですか?

特定業務及び特定有害業務に従事している場合、人間ドックの検査項目では、必要な項目を満たすことができない場合があります。特別健康診断の対象者である場合は、大学での健康診断を受診されることをお勧めします。

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