愛媛大学総合健康センター

切り傷・刺し傷・擦り傷・挫創の応急処置

応急処置の方法

1.傷口を水道水で洗い流し、徹底的に異物を取り除く。

2.清潔なガーゼ・ハンカチ・シーツなどを直接傷口に当てて、手のひらで圧迫し止血する。

3.出血がひどい場合は、傷口より心臓に近い動脈(脈を感じるところ)を強く圧迫する。

   手足であれば、心臓より高い位置を保つと止血しやすい。

   輪ゴムで縛ると、循環障害を起こすのでよくない。

4.出血が止まったら、ラップを傷口より大きめに切り、白色ワセリンを塗り、傷に当てテープで密封する。
   脱脂綿やティッシュペーパーは、傷口に繊維が残るのでよくない。

※次のような場合はすみやかに病院を受診しましょう。

  • 痛みがひどくなる、患部が熱をもつ、腫れるといった症状が出た時(感染症が疑われる)
  • 古いクギを刺した時(深い傷は破傷風等の重症感染症に要注意)
  • ガラスが奥深く刺さった時(血管を傷つける恐れがある)

© Health Services Center, Ehime University

EHIME UNIVERSITY

pagetop