愛媛大学総合健康センター

感染症

大学は、学生や教職員等の人々が集団生活を営む場であり、感染症が発生した場合、感染が拡大しやすく大きな影響を及ぼす可能性があります。感染症予防のため、学校保健安全法では、出席停止等の措置を講じています。
日頃から予防対策と体調管理に努めるとともに、発熱などの感染症の症状がある場合には、早めに医療機関を受診するなど、適切な行動がとれるようにしましょう。

主な感染症と出席停止期間について


参考:学校において予防すべき感染症の解説〈平成30(2018)年3月発行〉

     (出典:公益財団法人 日本学校保健会)

第二種の感染症(学校において流行を広げる可能性が高い感染症)

インフルエンザ

出席停止期間 発症した後(発熱の翌日を1日目として)5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで(幼児にあっては、発症した後5日を経過し、かつ解熱した後3日を経過するまで)
症状 悪寒、頭痛、高熱(39-40℃)で発症。頭痛とともに咳、鼻汁で始まる場合もある。全身症状は倦怠感、頭痛、腰痛、筋肉痛など。呼吸器症状は咽頭痛、咳、鼻汁、鼻づまりなど。消化器症状が出現することもあり、嘔吐、下痢、腹痛がみられる
予防法 一般的な飛沫感染対策(マスク、手洗い等)に加えて、インフルエンザワクチンの接種が有効。

百日咳

出席停止期間 特有の咳が消失するまで又は5日間の適切な抗菌薬療法が終了するまで
症状 病初期から、連続して止まらない咳が特徴で、発熱することは少ない。夜間に咳がひどくなる。年齢が低いほど症状は重く、前述の特徴的な咳が出始め、咳のために眠れなかったり、顔がむくんだりする。
予防法 予防接種

麻しん

出席停止期間 解熱した後3日を経過するまで
症状 典型例では、臨床的に、カタル期、発しん期、回復期に分けられる。カタル期には眼が充血し、涙や目やにが多くなる、咳、鼻水などの症状と発熱がみられ、口内の頬粘膜にコプリック斑という特徴的な白い斑点(粘膜疹)が見られる。熱が一旦下がりかけ、再び高熱が出てきたときに赤い発しんが生じて発しん期になる。発しんは耳の後ろから顔面にかけて出始め、身体全体に広がる。赤い発しんが消えた後に褐色の色素沈着が残るのが特徴。
予防法 予防接種。
未接種あるいは1回接種、接種歴不明の場合、患者との接触後、72時間以内であればワクチンにて発症の阻止、あるいは症状の軽減が期待できる。72時間以上過ぎていた場合であっても、感染を免れている可能性が否定できない場合は、緊急ワクチン接種を考慮する。
マスクや手洗いは予防策としては不十分。

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

出席停止期間 耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が発現した後5日を経過し、かつ全身状態が良好になるまで
症状 全身の感染症だが耳下腺の腫脹が主症状で、顎下腺や舌下腺なども腫れる。腫れは2-3日でピークに達し、3-7日間、長くても10日間で消える。痛みを伴い、酸っぱいものを飲食すると強くなる。
予防法 予防接種。
マスクや手洗い。

風疹

出席停止期間 発しんが消失するまで
症状 発熱と同時に発しん。淡紅色の発しんが全身に出現する。3-5日で消えて治ることが多い。発しんが消えた後は麻しんのような色素沈着は残さない。リンパ節の腫れは頚部、耳の後ろの部分にみられ、圧痛を伴う。発熱は一般に軽度で、気付かないこともある。
予防法 予防接種。
マスクや手洗い。

水痘(水ぼうそう)

出席停止期間 全ての発しんがかさぶたになるまで
症状 発しんは体と首のあたりから顔面に生じやすく、発熱を認めることが多い。
発しんは紅斑、水疱、膿疱、かさぶたの順に変化する。かゆみや疼痛を訴えることもある。
予防法 予防接種。
患者との接触後、72時間以内であればワクチンにて発症の阻止、あるいは症状の軽減が期待できる。
マスクや手洗いは予防策としては不十分。

咽頭結膜熱(プール熱)

出席停止期間 発熱、咽頭炎、結膜炎などの主要症状が消退した後2日を経過するまで
症状 高熱(39-40℃)、咽頭痛、頭痛、食欲不振を訴え、これらの症状が3-7日間続く。咽頭発赤、頚(けい)部・後頭部リンパ節の腫脹と圧痛を認めることもある。眼の症状としては、結膜充血、流涙、まぶしがる、めやに、耳前リンパ節腫脹などがある。代表的な夏風邪の一つ。
予防法 手洗い、プール前後のシャワーの励行、タオルを共用しない

結核

出席停止期間 病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認められるまで(目安として、異なった日の喀痰の塗抹検査の結果が連続して3回陰性となるまで)
それ以降は、抗結核薬による治療中であっても登校(園)は可能。
なお、潜在性結核感染症(結核の感染を受けたが発病しておらず、無症状であるもの)の治療は、出席停止に該当しない。
症状 詳しい内容は下記「日本は結核の中蔓延国です」を参照
予防法 BCGワクチン

結核について

 日本は結核の中蔓延国です.pdf

インフルエンザと診断された場合

 インフルエンザについて.pdf

予防に関する情報

*VPDとは、Vaccine Preventable Diseases の略語で、『ワクチンで防げる病気』のことです。

© Health Services Center, Ehime University

EHIME UNIVERSITY

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