愛媛大学総合健康センター

打撲・捻挫・骨折の応急処置

打撲(階段で転んだり、何かにぶつかったりして紫色のあざを作った時)

1.患部を氷水などで冷やして痛みや発熱を抑え、なるべく患部を動かさない。

2.痛みが激しい場合や変形したり大きな傷があれば骨折・脱臼の可能性があるので、患部を布またはラップ等で固定し病院を受診する。

捻挫(転んで足首をひねったり、手をついたりした時)

1.患部を氷水などで冷やし、安静にする。(患部をもんだり、無理に動かさない)
2.布またはラップ等で固定したり、枕や座布団などで患部を少し高くすると、腫れを少なくすることができる。
3.それでも腫れや痛みが続くようなら病院を受診する。

打撲・捻挫の処置はR.I.C.E.(ライス)と覚える

  Rest...........................安静にする(動かさない)
  Ice..............................冷やす(腫れを抑えたり、痛みを和らげる)
  Compression......圧迫する(伸縮性の包帯などを巻き、患部を圧迫する)
  Elevation............上に挙げる(血腫の形成を最小限に抑える)

骨折(受傷直後から激しい痛みがあり,腫れや皮下出血を伴う)

1.患部を動かさない。
2.骨折した部分を布またはラップ等で固定し安静を保つ。(腕の場合は固定してから三角巾で吊る。)
 傷のある時は先に患部を止血し、病院を受診する。


(平成30年8月2日)

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